遊郭と花魁つづき | 京都の花魁体験『花りん』|花魁撮影用の専用スタジオで撮影
花魁体験
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遊郭と花魁つづき
2019.09.16

2回目は『裏(裏を返す)』費用は初回同様だけれども、花魁はもう少し近くに
座ってくれますし、おざなりであるけれども少しだけ言葉をかけてもらえます。
3回目は『馴染み(三回目)』花魁が気に入ってくれると、名前を呼んでくれた
り色々と話をしてくれるようになります。さらに自身の名前入りの箸と膳が用意され、
ご祝儀がわりの馴染み金を店に払います。これらの段取りを終えると、
ようやく床入れへとこぎつけることができます。
身請けには当時で500両とか1000両とかが必要で、今で言えば2000万円とか4000万円 とか、
とにかくとんでもない金額が必要でした。花魁を身請けしたというのはそれだけで
ステータスになりました。花魁に近づくためには大体1000万円ほどの費用がかかり
それでも花魁に気に入られなければ会うことはできず。身請けするとなれば4000万円は
必要となることもあったそうです。
花魁というのは遊女の中でも特別な存在ですから、花魁に近づくことができる
男性というのも選ばれた人物だけだったのです。